政くん転覆物語1-ついに主役登場!- [転覆物語]
こんにちは。
今日から、政くん転覆物語、とうとう本編です(^0^)
序章からお読みになりたいかたは、左下のマイカテゴリー欄の、一番下の「転覆物語」をクリックして下さい。
こうして我が家にお迎えしたキャリコ琉金。
名前は観賞魚店で見たときから、とうに決まっておりました。
片目だけが真っ黒なので、戦国時代の名将、「独眼竜政宗」から「政くん」と名付けました。
政くんは名前の通り、最初から堂々としておりました。
トリートメント中も、ゆったりマイペース。
先にお迎えしたたまと姫が、トリートメント中、少しの物音でもびっくりして、水槽をぐるんぐるん逃げ回ったのと大違いです。
これは、大物を得たり!と、ぴよ子、ニヤリ。 ( ̄ー ̄)
この調子だと、たまと姫のケンカも軽く治めてくれそうです。
政くんトリートメント中も続く、仁義なき戦い…(- -;)
政くんを投入するにあたって、30cm水槽だと狭いので、水槽を大きくする事にしました。
ぴよ子、金魚初心者といえど、琉金などの丸手の金魚は転覆病に気をつけなければいけないことは、知っていました。
だからこそ、餌は沈下性で消化が良いとされいているものを与えていました。
水温が低くなると発症すると聞いて、最初からヒーター飼育にしました。
そして、水深は浅いほうが安全と聞いて、
新しい水槽は、60cm規格水槽(水深36cm)ではなく、
らんちゅう水槽(水深23cm)を選びました。
それくらい、転覆に対して、警戒と、用心はしていたんですよ。
していたんですがね…。(T^T)ううっ…。
そうこうしている内に、政くんのトリートメントが終わり、
ついに、まだまだケンカ続行中のたまと姫がいる、新しい60cm水槽に、
政くんを投入!
その結果は…?!
い、やったぁああああ~!
おめでとうございます~!(≧∇≦)キャー
見事、ケンカ中断!
たまと姫、2匹とも、新しく入ってきた、少し大きい政くんが気になって、ケンカどころではありません。
政くんは、さすが名将の貫禄!チビ2匹には目もくれず、広い水槽を優雅に泳いでいます。
その日は3匹とも、環境が大きく変わったので、絶食。
ぴよ子、久しぶりにその夜は安心して眠る事ができたのです。
今から思えば、その平和な1日は、嵐の前の静けさだったなんて…。
→またまた明日に続くm(_ _)m
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タグ:転覆病
政くん転覆物語序章3ー皇帝が君臨する観賞魚店ー [転覆物語]
こんにちは。(^0^)
今日は政くん転覆物語の続き(といっても、まだ序章…)をお伝えします。
キャリコ琉金を探しに、近所の観賞魚店へ行くところから。
このお店、入り口は狭く、中は長~い つくりになっています。
入ってすぐに両脇に水槽がうずたかく積み上げられています。真ん中少し広くなって、用品売り場、レジ、金魚売り場と続き…。
奥の部屋はここは水族館か?というくらいに熱帯魚がいます。さらに奥には、1m程の肉食魚がわんさか。
巨大肉食魚への餌(金魚)やり体験など、恐ろしげなブースもあります。( ̄ロ ̄;)あわわ…。
お客さんはの多くは、店先の駐車場に高級外車を停め、
屈強な感じのミドルエイジな殿方。(しかもお一人様っぽい)常連客ばかりです。
腕組みをして、じーっと水槽を眺めていたかと思うと、おもむろに、「オヤジ、これとこれとこれと…」
1匹ウン千円もする熱帯魚を何匹もホイホイと買って行く…。
そして、そんな強者どもに「オヤジ」と慕われ頼りにされる初老の店主。
お魚飼育歴ベテラン殿方からの難しい飼育相談もビシバシ裁くその姿は、
もはや皇帝と呼ぶにふさわしい貫禄充分であります。(@_@) (ちなみに、奥様らしき女性と、チャキチャキのアルバイト?のお姉さんも店内にいます。)
店内見取り図。手書きで失礼します。
金魚飼育超初心者のぴよ子、恐れ多くてとても皇帝に声をかけるなどできず、
皇帝も、1匹400円の琉金を選ぶのに2時間かかる、初心者臭ムンムンのぴよ子になど、目もくれず。
そそくさと用事を済ませて帰るのが常でした。
今回も、皇帝の「らっしゃい!」の大きなかけ声に恐縮しながら、目指す琉金水槽まっしぐら。
でも、残念ながらキャリコはいませんでした。
しか~し!早く我が家の金魚達のケンカをなんとかしなければいけません。
ぴよ子、大和郡山まで車を飛ばそうと決心し、お店を出ようとレジ前を通過した時、初めて皇帝から声をかけられたのです!
「お客さん!」ぴよ子、口から心臓が飛び出る程にびっくり!
「欲しい魚、言ってくれたら仕入れるよ。」皇帝、にやり。 ( ̄ー ̄)フッ…。
…すっごぉーーーーーーーい!(@_@)
「可愛いな。欲しいな」と思ってただ水槽を見る人と、
「買うぞ」と思って水槽を見ている客の違いを嗅ぎ分けるその洞察力!
さすが皇帝!
狙った獲物(客)は逃さない!
さすが皇帝!
ぴよ子、本当はその日にキャリコをお迎えしたかったんだけど、
初心者相手に皇帝から声をかけて頂いた事に恐縮しきり。
「ははー。陛下、キャリコ琉金、体長3センチでございます」と伝えました。
そして、2日後。
「キャリコ入ったよ。すぐ売れるから、できるだけ早く来て」との電話をいただき、
ぴよ子、早速行ってみると、
水槽には粒よりの、キャリコ琉金達。お値段も800円で良心的!
しかし、ちょっと大きい!体長4センチ!
当時のたまと姫の体長は3センチ。4センチだと、ひとまわり大きいサイズです。
しかし、せっかく皇帝が仕入れて来たものを、超初心者ぴよ子、恐れ多くていらないとも言えず…。
ま、姿形もいいし、1センチくらい大きい方が、喧嘩の仲裁役にはいいかも…。と考え直して、
「それでは陛下、この一番小さい子を有り難く頂戴いたしまするm(_ _)m」
と、1匹、身体つきが丸くて可愛い子を選んでお持ち帰り。
それが政くんでした。
しかし、この1センチの差が、その後の政くんの運命を決定づけたのです…。
→またまた続く… m(_ _)m
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政くん転覆物語序章2ーその時、戦いのゴングが高らかに鳴ったー [転覆物語]
こんにちは。今日は昨日の続きをお伝えします。
昨日は、琉金のたまに、お友達(姫)をお迎えに行ったところまで行きました。
たまのチビ水槽を30cm水槽にサイズupして、お友達を迎える準備は万端!
早速、トリートメントを終えた姫を合流させる事にしました。
「ひっとりじゃないって~、ステキなことね~」と、
ぴよ子、天地真理のモノマネをしながら、
「さあ、たまちゃん、お友達の姫ちゃんでちゅよ~!」
と、上機嫌で姫投入!
たま「わーい、嬉しい!ぼくたま。よろしくね。」
姫「私、姫。仲良くしてね。」
…って、幻想だった…(- -;)
現実は、「カーン!」
戦いのゴングが鳴った~!!!!!!!!!!!!!
天地真理のハッピーソングは急速にフェードアウトし、変わりに流れてきたのは…
高らかなファンファーレ!ロッキーのテーマ!!
チャラ・ラ~、チャラ・ラ~♪
ぴよ子、唖然… (οдО;)
ま、最初だけさ、最初だけ…そのうち仲良くなるさ ( ̄ー ̄;)フッ…。
しかし、1日たち、2日たち、1週間たっても、
相変わらずのロッキー水槽!
そのうち、たまも姫も、尾ひれはボロボロになるわ、鱗は落ちるわで、本気で対策を考えなければならなくなりました。
ぴよ子、ネットで金魚のケンカの対策を検索。
主な方法は3つ。
①アクセサリーなどを真ん中に置いて、視界をさえぎり、縄張り争いが起きにくくする。
②別水槽に分ける。
③仲裁役に新しい金魚をお迎えする。
①は、水作エイトを真ん中に置いてみたけど、効果無しでした。(T_T)
残り、②か③かといわれれば…
③でしょう!(*^_^*)v (②だと、たまがまた座っちゃうし、③だと、家族が増えてステキ!)
3匹目、お迎えする子は、やっぱり琉金がいいな。
素赤(たま)と更紗(姫)がいるから、次は、キャリコでしょう!
そういうわけで、ぴよ子、またまた観賞魚店へ、キャリコ琉金を探しに行くのでした…。
そのキャリコ琉金が、他ならぬ、政くんであります…。
→明日に続く。m(_ _)m 長くてすいません…。
*********************
余談です。本日、水槽のチームワーク替えを行いました。
すっかり元気になった琉金のチロは、Boys水槽へ。
政くんが泳ぎが下手なために、姫ICUにぶつかって、かわいそうだったので、
姫をチロがいた水槽へ。
Boys水槽のたまは口奇形で餌が上手に食べられないため、チロ水槽へ。
そうです。本日、約1年ぶりに、たまと姫は同じ水槽で同居することになりました。
でも、やはり2匹にすると、ケンカが始まったので、姫はまたICUに入れました。
この2匹、相性が最悪みたいです…(^-^;)ていうか、1年前のケンカの相手を覚えてる金魚って、記憶力いいかも?
以上、ややこしいですが、写真で見ると、水槽はこのようになりました。
Boys水槽。 もん、てん、チロ
チロは仲良く合流しました(*^_^*)
Girls水槽。 政くん、あこ
そして、チロ水槽→玉姫殿となりました。
たまはゆっくりご飯をお腹いっぱい食べて、満足顔。…でも、また座ってます…(- -;)
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タグ:ケンカ
政くん転覆物語序章1ー始まりは一冊の本からー [転覆物語]
こんにちは。 今日から7月! はりきって行きましょう!(^0^)
以前、我が家の転覆王、キャリコ琉金の政くんをご紹介しました。 →政くん紹介の記事へ
そして、よこいちさん直伝のミラクル茶漬けにより、転覆が劇的に改善したお話もお伝えしましたが…。 →ミラクル茶漬けの作り方の記事へ
政くん転覆の経緯は、それはそれは、なっが~い物語がありまして…。
何と、それは、ぴよ子が最初にお迎えした、琉金のたまちゃんが引き金になっているのでございます!
そして、たまちゃんをお迎えする決心をさせたのがこの本。
皆様ご存知の本ですね。
実は、ぴよ子、子供の頃、金魚すくいの金魚3匹を、3日で死なせた苦い経験があります。
今から思えば、初日から餌を大量に与え、金魚の消化不良と、水質悪化から、
重度の尾腐れ病、エラ病を発症し、死亡…。
と、原因がわかりますが、その当時はまだぴよ子も子供。そんな理屈はわかりません。
白く濁った水にぷかぷか浮いた子赤2匹の死体と、
尾ひれが箒のようになり、苦しそうに口をパクパクさせ、
死に行く出目金の恨めしそうな目が忘れられず…大トラウマになっていたのです(T^T)
そこへ本屋でぴよ子の目に飛び込んできたこの本。
可愛いらんちゅうの写真もさることながら、ぴよ子を釘付けにしたのは、このキャッチコピー。
「長く」!
そして、中身をちょっと立ち読みしてみると、
まさに、私のように、金魚をすぐに死なせた人向けの本だったのです!
ぴよ子、レジに猛烈ダッシュ!お買い上げ~!
ぴよ子はこの本をバイブルに、金魚飼育を始めたのでした。
この本は、金魚鉢などの小さな器で、金魚を簡単に飼う方法を推奨しています。
しかし、ぴよ子の住んでいる山間部は、冬の気温は-10℃、室内でも氷点下になることがあります。
冬だと、金魚鉢ごと凍ってしまうわ…。( ̄ロ ̄;)
というわけで、苦肉の策。チビ水槽にヒーター付きで、たまちゃんをお迎えしました。
この水槽を2セット用意して、常に片方にくみ置きの水を入れて準備しておきます。
飼育水が汚れたら、たまちゃんだけ片方の水槽にお引越し。
毎日新水なので、とても清潔。たまちゃんもスクスク育ちましたが…。
小さな水槽に一人きり。餌の時間以外には座って泳がなくなってしまいました。 →たま座っちゃう記事へ
この本には、もちろん金魚の病気の解説もあります。
その中に「転覆病」もありました。
原因は「主に肥満による浮き袋異常」とあります。
ぴよ子、金魚版生活習慣病だと思いました。
座って動かない、たまちゃん。
「たまちゃん、将来、成人病(転覆病)になってしまうわ~!」( ̄ロ ̄;)と、ぴよ子、焦りまくり。
2匹だったら、一緒に仲良く泳ぐかも?と考えて、早速お友達(姫ちゃん)を迎えに、観賞魚店へ行ったのでした…。
そして、たまちゃんの転覆予防が、回りまわって、政くんを転覆させることになります…(T_T)
明日に続く…m(_ _)m
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